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美容と健康に深く関わるビタミンE
ビタミンEの役割
ビタミンEは、α-トコフェロール、β-トコフェロール、γ-トコフェロールなどの種類があります。主に、小麦粉や落花生、大豆、パーム、とうもろこしなど植物性の油に存在します。また、少量ですが、木の実、種子、緑葉野菜などにも存在します。
私たちの体内では、脂肪組織、肝臓、筋肉、精巣・卵巣、赤血球などで貯蔵されています。ビタミンEは体内で十分な摂取がされると余分なものは排泄される仕組みになっています。
体内でどのように働く成分かというと、主にビタミンAの活性を高め、ビタミンBやCと共に造血の働きをします。造血には、数多くの酵素の化学反応が関係していますが、ビタミンEはそれらの補酵素としての役割を持っています。そのため、ビタミンEが足りないと、貧血を引き起こす原因になってしまうのです。
ちなみに、造血作用に関わる成分のどれが欠けても、貧血を引き起こす原因になります。※抗酸化作用を持つビタミンEが欠乏すると体内での酸化のスピードが速くなるため、全体的に健康レベルが低下します。
しかしながら日本人の通常の食生活では欠乏することはまれです。未熟児、脂肪吸収障害、遺伝性疾患のケースでビタミンE欠乏症状が見られ、溶血性貧血や神経症状が報告されています。
美容と健康に深く関わるビタミンE